自動化沼にハマってしまう。

今年1月に「Nature Remo mini 2」という家の中の家電をオートメーション化できるガジェットを買った。リモコン操作する家電にアプリから命令を与えるという製品で、機能は「SwitchBot」とほぼ同じ。あらゆる家電をスマート家電(そしてスマートホーム)に変えてくれる。
(画像は公式サイトより。本稿はレビューを依頼されて書いているわけではなく、アフィリエイトリンクを張っているわけでもないので、その点は安心してほしい)

こういう製品で初歩的かつ便利な使い方としてよく例示されるのがエアコンと照明の自動化だ。位置情報や気温をトリガーにして命令を送れるので、家に着く前にエアコンが作動すれば涼しい(暖かい)部屋に帰れるし、家を出た時に照明やエアコンが消えるようにすれば電気の無駄がない。

テレビのYouTube視聴を快適に

工夫をしていった結果、朝はある時間になると自動で照明が点き、テレビではお気に入りのYouTube(小鳥の餌台のライブ配信)が流れるようにした。帰宅する時は、家から5キロ圏内くらいに入るとエアコンが作動し、ちょうど効いてきたタイミングで家に入れるように設定。家に入る直前で照明が点くようにもした。とても快適である。

私の中での一番のヒットは、テレビのボタン操作を覚えさせたことだ。リビングにあるテレビ(レグザ)はYouTubeが見られるのだが、特定のライブ配信を見るには手間が掛かり、YouTubeのボタンを押したあと、登録チャンネルを上下ボタンで探し、チャンネルに移動してからも見たいライブ配信を左右ボタンで探さないといけない。

そんな時にiPhoneやiPadに搭載されている「ショートカット」というアプリを使うと便利だ。テレビのYouTubeにはキーワード検索機能があり、これを応用。リモコンに上下左右と決定のボタン操作を覚えさせ、自動的にカーソルを移動してタイピングさせることを覚えさせた。登録作業は相当に面倒ではあるものの、一つやってしまえば簡単。あとはiPadでもiPhoneでもApple Watchでも何でもいいので、ショートカットのボタンを一度押せば、勝手に番組を探し出して表示してくれる。

テレビだけでなく、Bluetooth機能のミニコンポに命令して自動接続し、再生ボタンまで押す機能も作ってみた。これによって勝手にiPhoneのミュージックアプリから何かの曲が再生されるようになる。

が、“平時”はさておき、仕事先でiPhoneのボイスレコーダーを使った場合はちょっとした悲劇。ミニコンポのそれなりにいい音で、取材先で取ってきたレノファやギラヴァンツの選手、監督のインタビューが流れてしまう。「本当に苦しい3連戦でした――」。慌てて再生停止! 楽するつもりの機能で苦笑い。これはこれでいいのかもしれない?